簡易無線機(登録局)とは
無線機(トランシーバー)には、大きく分けて3つの種類があります。



登録局は2つ目の「簡易業務用無線機(デジタル簡易無線)」に該当します。
簡易業務用無線機の特徴として、使用する際に総務省への申請が必要になります。
また、簡易業務業無線機は2つの種類に分けられます。
●登録局 ●免許局
【免許局】
・総務省への免許申請が必要。
・使えるチャンネルが多い。
・同じ免許の中でしか使えない。
→警備会社等の業務用で利用されることが多い
【登録局】
・総務省への登録申請が必要。
・使えるチャンネルが免許局に比べて少ない。
・レンタルでも利用できる。
→登山等のレジャー利用が多い
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登録局 |
免許局 |
免許形態 |
免許不要
(別途登録申請は必要) |
無線機1台1台につき免許が必要 |
利用用途 |
レジャー・業務 |
業務のみ |
チャンネル数 |
UHF帯:デジタル30ch、上空用5ch |
VHF帯:デジタル19ch、アナログ9ch
UHF帯:デジタル65ch、アナログ35ch |
周波数 |
UHF/デジタル 351MHz帯 |
UHF/アナログ 465MHz帯・468MHz帯
UHF/デジタル 467MHz帯
VHF/アナログ/デジタル 154MHz帯 |
レンタル |
可能 |
不可 |
電波利用料 |
400円×局数/年 |
400円×局数/年 |
【免許局はこんな方におすすめ】
・混信を避けたい方
・他の人に通話の内容を聞かれたくない方
・アナログ通信の無線機が使いたい方
【登録局はこんな方におすすめ】
・簡易な手続きで利用したい方
・レジャーで利用したい方
・常用の数だけ保有して、臨時の時は追加でレンタルしたい方
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